株式会社KOTOSE

前例のない事業を立ち上げ、
新たなビジネスモデルを創る

元IBCのアナウンサーの有志が立ち上げた、「KOTOSE(ことせ)音読教室」。本格的な法人化に向けて、よろず支援拠点の扉をたたきました。

相談のきっかけ

創業のためのアドバイスを求めて相談へ
発足から約10年間は、子育ての傍ら趣味的に活動していましたが、本格的に事業を展開していくために、法人化を決意。しかし、創業資金の融資を受けるにあたって、必要な手続きはもちろん、事業計画書の作り方などもわからなかったため、よろず支援拠点に相談に来られました。

課題整理・分析

法人化からITまで、幅広いニーズに応える
「音読教室」の拠点を作り、教育関係にも活動の場を広げていくためには、法人化によって社会的な信用を得ることが重要でした。また、音読教室や読み聞かせだけでなく、独自の教材販売も考えていたため、法人化からITを活用した事業展開まで幅広いサポートが必要でした。

解決策の提案と実施

さらなる展開のために新事業を立ち上げ、ITを活用したビジネスサポートを提案
脳活音読教室、深読み会、朗読対策講座など、事業者は様々な講座を運営していますが、新たな事業展開のために開発したのが『滑舌能力検定』というプログラム。これは、KOTOSEが日本滑舌協会の事務局となり、検定を全国に広めながら、自社開発した教材の販売を通して収益を上げていくビジネスモデルです。

新事業を立ち上げるにあたって、検定の認知度アップを図り、各種講座への集客を促進するために、HPの作成やITを活用した集客プランを提案。教材販売に関しては、HPからダウンロードで購入できるシステムも導入しました。前例のない事業のため、今後、新たな施策展開も想定されます。

支援の成果

一歩一歩、確実な仕事を成果に結びつける
『滑舌能力検定』の事業は立ち上がったばかりで、現在、全国に向けて広報活動を展開中。今後、会員の増加が見込まれるため、それに従って売上の拡大も期待できます。また法人化に伴って取引先や受注も増え、公的機関と連携した仕事も始まるなど、徐々に広がりを見せています。

◎相談者の声

自社の強みや事業展開の進め方など、漠然としていたものを整理し、明確に示していただきました。また、未着手だったSNSの活用など、顧客への有効なアプローチ方法を助言してもらい、多くの方に周知することができました。

◎岩手よろず支援のポイント

『滑舌能力検定』による家元制度は、会員の増加によって売上が拡大する効率的なビジネス。事業者になるべく多くの選択肢を提示し、取捨選択しながら新たな可能性を拓けるようサポートしていきたいと思います。

株式会社KOTOSE
◎代表者名/村上成夫
◎住所/岩手県盛岡市菜園1丁目3-6農林会館10階 ◎電話番号/070-5329-8629