吉田建設株式会社
HP刷新で強みを情報発信、
下宿稼働率が大幅に向上!
盛岡市の中心地にある「パンション木馬館」は、学生・社会人向けの下宿。少子化等の影響から利用者が減少、どんな手を打つべきか悩んでいました。
相談のきっかけ
利用者の減少で、稼働率が低下し売上も低迷
吉田建設の下宿業部門として、昭和63年に「パンション木馬館」をスタート。立地条件には恵まれていますが、年々利用者が減少し、稼働率が低下。金融機関との合同相談会に参加し、今後どのような改善を行い、稼働率を向上させていけばいいのか、解決策を求めていました。
課題整理・分析
PR不足が課題、強みや魅力が知られていない
他の下宿と比較して設備の差はあまりないものの、荷物・クリーニングの受取代行や印刷機の使用を無料で行っているなど、利用者に対してきめ細かなサービスを提供。しかし、これらの強みが全く情報発信されておらず、見込み客の取りこぼしがあることが予測されました。
解決策の提案と実施
ターゲットに合ったHPの刷新を提案、顧客獲得のための情報発信も強化
パンションのターゲットとなるのは、専門学校生や大学生。しかし、現状のHPは、事業者が知人に簡易的に制作してもらったものであり、魅力的なHPではありませんでした。そこで、学生向けの印象を強めるためデザインを全面的に再考、スマートフォンに対応したHPにリニューアルすることを提案しました
実際の製作においては、よろず支援拠点から個人事業主を紹介し、使いやすさを考えて、高いスキルを要しない仕組みのHPづくりをアドバイス。事業者の強みであるサービス内容を伝えるコンテンツのほか、学生向けのお得な情報なども訴求し、随時販促情報を発信するようサポートしています。
支援の成果
問い合わせが増え、稼働率は100%に回復!
リニューアルしたHPでは、コンテンツの充実とともに、新たに社会人を獲得するための情報発信も強化。HPの運用開始以降、問い合わせが増加し、下宿の稼働率は100%に。さらに地元の不動産業者から借り上げの要望があるなど、ニーズも広がり、売上も1.5倍にアップしました。
◎相談者の声
自分たちでは気づかなかった強みを見つけてもらい、それをアピールすることでお問い合わせの数が増えました。今のお客様に合ったIT活用をアドバイスしていただけるのでとても心強いです。
◎岩手よろず支援のポイント
事業者にとっては当たり前でも、第3者から見ると「実はスゴい!」というサービスの価値に着目したことが、解決のヒント。強みや魅力を積極的に発信したことで、稼働率の向上、売上拡大につながりました。
吉田建設株式会社
◎代表者名/吉田公一
◎住所/岩手県盛岡市本町通3丁目19-10◎電話番号/019-623-4264